猫の島「相島(あいのしま)」(福岡県新宮町)に行ってきました。2時間ルート。猫かわいい
福岡県の新宮町にある相島(あいのしま)に行ってきました。
ここは、「猫の島」といわれる程、野良猫がいっぱいいる島で、メディアでもよく取り上げられています。猫好きの方にはオススメの場所だと思います。私は、猫のことをあまり詳しくないのですが、確かに色んな種類の猫がおりました。
来島している方はさまざまで、ベビーカーを連れたファミリーもいたし、もちろんカップルも。女の子同士、熟年夫婦、一人旅、外人の方など多種多様でした。結構歩くので、春と秋などの気候が良い時期をオススメします。そんな猫の島「相島」について、2時間滞在したときのルートを紹介します。
行き方
相島は離島ですので、フェリーに乗る必要があります。そこで、まずは渡船場まで行かなくてはなりません。
まず、公共交通機関を利用する場合、西鉄新宮駅、JR福工大駅前からそれぞれバスが出ていますので、バスに乗っていきましょう。料金は片道100円で、所要時間は約10~12分です。ちなみに私が行った時は、西鉄新宮駅に鉄道むすめのラッピング電車が停車しておりました。何のためにこんなことをしているのかが謎でしたが…(笑)。
尚、バスの到着時間と船の出港時間はリンクされているので、ちょうどいい乗り継ぎをすることが出来ます。また、相島渡船場に駐車場がありますので、自家用車で行くことも可能です。料金は12時間以内で300円です。そして、港に着いたら船に乗り込みます。料金は大人460円、小児230円です。
約100人程度乗れる船で、そこそこ揺れますので、乗り物酔いをする方は、酔い止めを飲んでいたほうがよいでしょう。
船に乗って、20分弱で到着します。
相島到着
相島に到着すると、フェリー乗り場からさっそく数匹の猫がお迎えをしてくれます。
また、さすが猫の島というだけあって猫オブジェもお迎えをしてくれます。
フェリーを降りて、突き当り右手に観光案内所があるので、そこで観光MAPを貰いましょう。
観光MAPによると、めがね岩というものがあり、猫以外にもみどころがあるようです。そこで、めがね岩に向かうことにしました。
めがね岩までの道中
ルートはこんな感じ。港からめがね岩のビューポイントに向かいます。
めがね岩に向かう道中、たくさんの猫を発見。
お昼寝をしています。
しばらく待っていると、目を覚ましました。
全く怖がらず、興味津々でこちらに寄ってきます。
トラックの下にもいます。
結構いろんな種類の猫がいますね。
猫達を後にして進むと、相島小学校がありました。今日は運動会のようです。
小学校を過ぎると山道を進みます。尚、小学校あたりから猫は一匹も出てきません。
山道の切れ目から港側を一望できるスポットがあり、とてもキレイです。
9月ですが、なぜか桜?が咲いていました。かなりのお寝坊さんです。
特に何もない山道が続きます。本当に道が合っているのかとても不安になりました。
めがね岩ビュースポット到着。
小学校から歩くこと20分くらい!?めがね岩が望む、展望スポットに到着します。尚、右下に見える、石が積まれたものは「積石塚」というものです。後ほどそちらへ向かいます。ここは島一番のビュースポットで、めがね岩と積石塚の両方を一度に見ることが出来る場所となります。めがね岩の正式名称は、「鼻栗瀬(はなぐりせ)」というようで、波の侵食により中央部に大きな穴が開いた高さ20mの奇岩です。県の指定名勝とのこと。
相島積石塚群
ここで辿って来た道を折り返し、積石塚に向かいます。ビューポイントから5分程度歩いたところです。看板に詳しい解説が載っています。
積石塚は古墳時代中期から後期(5世紀)につくられたそうで、要はお墓ですね。254基もの積石塚があり、全国的にも珍しい遺跡のようで、その珍しさから国指定史跡となったようです。
ちょっと切れてますが、写真右側の石が沢山積まれているのが一番大きなお墓、相島大塚(120号墳)前方後方墳 竪穴式石室だそうです。
この石積みは、これまで見たことがない光景で、なかなか凄いものです。ただ、足元がかなり悪いので、気をつけないと足をくじいちゃいます。
写真をよく見るとわかるのですが、真ん中に道ができており、奥まで続いています。ただ、奥に行っても、特に目立ったものがあるわけではないようでしたが。
ここに来ると、めがね岩をより近くで見ることが出来ます。
再び猫と戯れる。
積石塚群を見終わった後は、また港に戻ります。船の出港まで、30分程度ありましたので、港近くにいた猫と戯れました。
猫達も警戒心がなく、あまり逃げません。
至る所で、猫が寝てます。
凛々しい猫。
魔女の宅急便の「ジジ」みたいな猫も
後で見たら、寝てました。
昆虫を捕まえようとする猫。
うまくいかなかったようです。
いろんな猫たちがのんびり暮らしてます。
相島とお別れ
船はわりと早い段階で寄港しておりますので、早めに乗り込むことが出来るようです。私は、結構ギリギリに乗ったので、人が多くて座席に座れませんでした。結構歩いたので、座りたかったのですが…。絶対座りたい方は、早めに船に乗ることオススメします。
船を見送るぬこ。
まとめ
万人向けの観光スポットで、猫と戯れるのが面白かったです。ただ、おもったより猫は多くなかったかなぁ。天候のせいかもしれないけど。私は猫溺愛タイプではないので、一回行けばもういいかなぁとって感じです。しかし、一回行く価値はあると思います。
猫と戯れるのがとても面白く、休日を満喫したなという気分にはなれます。滞在時間は2時間でちょうど良いかなと感じました。最後にあった方がいいものをまとめます。ご参考下さい。
あったほうが良いもの
・カメラ
(猫を撮るのが楽しいです。)
・ねこじゃらし
(生えてなかったような…。)
・ウエットティッシュ
(猫をさわるので。)
・スニーカー
(島内を巡るなら、結構歩き回ります。)
・酔い止め薬
(船がわりと揺れます。)
・食べ物
(食堂が1店舗ありますが混むそうです。)
以上、猫の島「相島」でした。
※この情報は2016年9月25日時点のものです。